適応障害になったから自己肯定感が得られた話

雑記
ぜき
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国立大・就活エリートの私が適応障害になるなんて
自信を失い、そして立ち直った話

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就活は得意分野、第一志望通過

大学3年生になり、就職を漠然と意識し始めた時、私はある一つの行動を起こしました

サークルの立ち上げ

ずっと目標だった大手食品メーカーの商品開発部へ就職するために
“商品開発サークル”を立ち上げ、自身が代表を務めました
正直何をしているのか分からない、食品業界に特化したサークルが企業の面接官に大ウケ
売り手市場も後押しし、就活では入れ食い状態
就活を始めて約2ヶ月で、誰もが知る大手食品メーカーから内定を頂き、就職を決めました

配属されたのは営業部

小学生の頃からの夢だった、食品メーカーの商品開発!
ではなく、営業部への配属

「開発をするためにはお客様の声を知らないといけない」ともっともらしい事を言われ、
いつか本部で商品開発に携われるかもと期待を抱き、
営業部の一員として、泥臭いことを美徳とする先輩たちの住む寮生活が始まりました

もう毎日毎日がむしゃらに先輩について回りました
お酌して回って、無茶苦茶食べさせられてニコニコして、飲みすぎて家で吐いて

自分の担当を持ってからは苦手だった車の運転も頑張りました
早朝か夜にしかいない得意先を待ち伏せするように訪ねました

気付いたらそんな生活にも慣れてしまっていました

違和感と不調

違和感① 適性検査

営業部同期が集まる研修会に参加し、そこで適性検査(エゴグラム)を受けました

エゴグラムとは人の行動を5つの自我状態に分類したもので、
それぞれの値をグラフ化し、自分がどういう人間なのかを深く理解するものです

引用:元住吉こころみクリニック

結果は、すべて0

当時研修会の先生も?を顔に浮かべていました

今考えれば、仕事に疲れ、得意先に怒鳴られ、上司に叱られ、自己肯定感が全く無く、
自分は何もできないダメな人間と考えていたため、そういう結果になりました

違和感② 音楽

音楽が大好きな私ですが、好きだったラブソングを一切聞かなくなりました
聞くのは決まって、”逆境の中、乗り越える”といったメッセージ性の強い曲ばかり

そして泣くとすっきりする気がするので、
高橋優くんの曲を聞いて、泣き疲れて寝るというのがルーチンでした

午前4時に起きて吐いてもう眠れなくって
何でかわかんない涙と一緒に夜明けを待つ
雑踏の言葉そのまんまの街中を歩き
葛藤の言葉そのまんまの人を掻き分け
今日も会社に行こう 生きていくお金のために
会社に行こう 生きている証を刻むために

リーマンズロック / 高橋優

違和感③ 電車のホーム

最後の違和感は電車のホームでした

元々苦手だった車の運転、疲れからか事故を2回起こしてしまい、
そこから更に苦手意識が強くなり、電車で得意先に行くようになりました

しかし、電車に乗ろうとホームへ行くと
ぼーっと線路を見つめては飛び込むことだけを考えていました

得意先に行かなくていいな、怒られなくてすむな
誰かが心配してくれるかな

そんなことばかりが頭を占領していました

同期の薦めで心療内科へ

心療内科の扉をノックしたのは、営業部に配属されて1年半後でした

そこですぐに休職を促され、そのまま半年間休職
半年間、思考をストップさせ、脳を休めることだけに集中しました

(ここでも色んな事がありましたが、それはまたの機会に)

復帰、異動

職場に復帰することになり、産業医に出された条件は

元いた部署に復帰すること

それがどんなに辛く、しんどいことだったか
当時の私にいま会えるなら、褒めてあげたいと思います

得意先は減らしてもらったものの、なんとか半年間、営業部で仕事をこなし、
その後、事務に異動内示を頂きました

年配の女性の先輩が多い部署に異動になりましたが、
俗に言うお局様のような先輩はひとりもおらず、本当によくしていただきました

褒められたことを素直に受け止めること

新しい部署の先輩との仕事は新鮮でした

髪を切ったら、可愛いね!
洋服を変えたら、雰囲気変わったね!いいね!
ジムに行ったら、痩せた?また可愛くなっちゃうね!
先回りして仕事をしたら、さすがだね!助かったよ!

その度に「とんでもないです。」「そんなことないです。」と答えていましたが、
あるとき、その先輩に叱られました

褒められたら笑顔で
ありがとうございますって言いなさい
言った方も言われた方も幸せになるから

褒められたら謙遜をしないといけないと教えられ育った私にとって
目から鱗でした

確かにその通りだからです

褒めた方も、
謙遜されたら「本当に思ってるのに」「そんなつもりで言ってないのに」と感じてしまい
もう今後褒めてくれなくなります

そこで気付きました。

私は人を褒めた経験が少ないことに

人を褒めるということは、日頃から人を観察しなければなりません
自分のことで必死になり、褒めてもらえないと不満に思っていましたが、当たり前です
人の良いところを見つけてあげられる余裕もないのに、自分のことだけ求めていたのです

そこから人を観察し、めいっぱい褒めることを心がけました

そうするとどうでしょう
これまでのことが嘘のように毎日が楽しくなりました

もちろん様々な状況の中、すべてが解決できるわけではありませんが、
少なくとも私のあの状況はこの”褒める”という事が解決してくれました

褒めるということは自分を認めるということ

褒めて、人を認め
褒められて、自分が認められ

そんなことを繰り返しているうちに気付いたのは

人を褒めることで、
自分が自分を認めてあげられる

この経験をきっかけに
わたしは自己肯定感を得る事ができました

同じ悩みで苦しんでいる人へ

適応障害を患っていた、
ネットで”適応障害”を検索しては一喜一憂する毎日を過ごしていたあの頃

顔も見たことない、あの人の体験談に救われました

わたしもそんな存在になりたいと思い、書かせていただきました

暗く終わりの見えないトンネルにひとり取り残されたような感覚がする
毎日を過ごしている人へ

いつかトンネルの出口が見えます
今はゆっくりと前を向いて歩きましょう

少しでもあなたの力になれれば嬉しいです
ありがとうございました

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